生酒・生原酒・生貯蔵酒はどう違う?日本酒の生酒、保管のポイントも紹介
日本酒の「生酒」とは何でしょう?
「生(なま)」が付いた日本酒はいろいろあって難しいので、ここでは生酒・生原酒・生貯蔵酒の違いをご紹介。それぞれの特徴を知って、生のお酒を美味しく召し上がってくださいね。
生酒とは?
「生酒」は火入れ(加熱)を一度も行わず、生のまま瓶詰めした日本酒のことです。
華やかな香り、フレッシュな味わい、さわやかな香りを楽しめるのが魅力です。火入れをしていませんから「5~6℃の冷蔵で保管する」のがポイント。
流通やお店の陳列ケースも冷蔵です。ご自宅でも必ず冷蔵庫に入れて保管してくださいね。
生原酒とは?
「生原酒」とは、火入れをしない「生酒」を、加水をしない「原酒」のまま瓶詰めした日本酒のことです。
火入れをしていないのでとてもフレッシュ、水を加えていないのでパンチのある味わいを楽しめます。こちらも火入れをしていませんから「5~6℃の冷蔵で保管」してくださいね。
生貯蔵酒とは?
「生貯蔵酒」は生のまま貯蔵し、瓶詰め直前に一度だけ火入れをした日本酒のことです。
一般的な日本酒は2回火入れを行いますが、生貯蔵酒は生のまま貯蔵しておいたものを、瓶詰め前に1回だけ加熱します。もろみを搾った後に生のまま寝かせているので、”生”独特の新鮮な風味が残っています。
火入れをしていますから、未開封の場合は常温で保管できます。
開封後は冷蔵庫に保存して、お早めにお召し上がりくださいね。